上記画像は2021年5月に撮影した宿根バーベナです。
つまり、宿根バーベナは春に咲く花で、秋くらいまで咲き続けます。
ところで、宿根バーベナの花の色(紫色)は以前解説したデュランタ宝塚と似ていますね。
⇒デュランタ宝塚の花言葉を筆者撮影の画像とともにご紹介
⇒デュランタ宝塚の名前の由来
前回の記事では宿根バーベナの花言葉をご紹介しました。
⇒宿根バーベナの花言葉と由来を画像とともにご紹介
今回の記事では宿根バーベナの冬越し対策をご紹介したいと思います。
バーベナには種を植えてから1年で芽が出て、
花が咲いて種ができて枯れて終了する一年草と
同じ株が複数年にわたって枯れて花が咲くを繰り返す多年草の2タイプあります。
特に多年草タイプは宿根草といわれているため
宿根バーベナという名前になっています。
⇒宿根草とは?具体例を画像でお見せしながらわかりやすく解説
大まかにみたら宿根バーベナとバーベナは同じ仲間ですが、
生き残っている期間が一年草は1年ですし、多年草(宿根草)タイプは複数年のため
冬越しに対する考え方は違ってきます。
またバーベナを冬越しさせる場合、
家の中で育てているのか、外で育てているのか、
によっても対策が違ってきます。
そこで以下、場合分けをして解説していきます。
宿根バーベナの冬越し|室内の場合
宿根バーベナはまぁまぁ寒さに耐えられます。
このことを半耐寒性といいます。
なので、関東よりも西の地方であれば
そこまで頑張らなくても冬越しはできます。
室内で宿根バーベナを育てているのであれば、
冬は冷たい風に当たらない場所、
また霜が当たらない場所でに置きましょう。
先ほども言いましたが宿根バーベナは宿根草です。
冬は土より上の目に見える部分は枯れてしまうものの
根っこは生き残っていて、春まで待っている状態です。
霜に当たったりという冷たい被害に遭うと
土の中の生き残っている部分でさえも
死滅してしまうリスクが生じてしまいます。
なので、明らかに冷える場所、霜が当たる場所に
宿根バーベナを置かないように注意してください。
上記に加えて日当たりの良い場所に宿根バーベナを置きましょう。
バーベナの冬越し|一年草と宿根草の違い
先ほども言いましたように
バーベナには宿根草タイプ(多年草タイプ)と一年草タイプの2種類があります。
⇒宿根草とは?具体例を画像でお見せしながらわかりやすく解説
1年以内に枯れる一年草と土の中で冬を越す多年草(宿根草)では
耐寒性が違います。
当たり前の話ですね。
当然一年草タイプの方が多年草タイプより耐寒性は弱いです。
多年草タイプの方が耐寒性は強いですが、
それでも室内で育てる話でもしたように
霜が当たるような寒い場所で冬越しさせないようにお願いします。
日当たりの良い、霜が当たらないような場所で
冬越しさせてください。
それから一年草タイプであっても、
秋から育て始めたのなら
来年の秋くらいまでは栽培できます。
ということは冬越し対策が必要になります。
この場合も、日当たりのよい、霜が当たらない場所で
バーベナを育てるようにお願いします。
宿根バーベナの冬越し|屋外の場合
一年草タイプよりも宿根バーベナの方が寒さに強いです。
だから宿根バーベナの方が屋外で冬越しさせれる可能性が高いでしょう。
特に関東より西の地方であれば屋外で冬越しさせれる可能性があります。
秋になり、花が咲き終わったら、
茎を短く刈っておきましょう。
どうせ宿根バーベナは根っこより上は枯れてしまいますが、
早めの対策をとるわけですね。
そして霜が当たらない、日当たりの良い場所に
宿根バーベナを置くようにしてください。
半耐寒性であっても、あまりに寒すぎる環境下では
さすがに死滅してしまい、春になっても茎が出てきませんからね。
以上、解説を終わります。
宿根バーベナを育ててみたい方はこちら
⇒宿根バーベナ リギダ ポラリス 3.5号ポット苗イングリッシュガーデン
続いて宿根バーベナの花言葉をご紹介します。
⇒宿根バーベナの花言葉と由来を画像とともにご紹介