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ブルーベリーの花が咲かない原因7選




前回の記事では植物全般、花が咲かない原因について、
かなり詳細に解説しました。
花が咲かない原因

今回のテーマであるブルーベリーの花が咲かない原因も
上記記事を参考にしていただければかなり解決できると思います。

ですが、ブルーベリー特有の花が咲かない原因もあって
上記記事だけでは解決しきれません。

ですので、今回の記事ではブルーベリーにフォーカスして
花が咲かない原因を7つご紹介したいと思います。

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ブルーベリーの花が咲かない原因(1)土

ブルーベリーの花が咲かない場合、
まず最初に考えないといけないのは土の状態です。

pH(ピーエイチとかペーハーといいます)をご存じですか?
pHが7より小さいなら酸性で7より大きいならアルカリ性といいます。

土のpHはこういった機材で測定できます。
こちらの機材は他のと比べてかなり安いのに、すごく精度が高いです

で、ブルーベリーが成長するためには
土のpHが酸性でないといけません

逆にpHが7である中性や7より大きいアルカリ性では
ブルーベリーの花が咲きません。

たとえば、土の状態を変えるために
石灰をまいたりした場合には、pHがアルカリ性に偏るため
ブルーベリーが育ちませんし、もしかしたら枯れてしまう可能性だってあります。

もし先ほどご紹介した機材で土のpHが中性とアルカリ性だとわかったら
酸性の土に置き換えることをおすすめします。

おすすめはピートモスと鹿沼土をを8:2の割合で混ぜた土です。
特選 鹿沼土約14L
ピートモス 100L

上記ピートモスと鹿沼土を8:2の割合でバケツに入れて
混ぜ合わせてください。

次に混ぜ合わせた土をプランターや鉢に入れてから
ブルーベリーを植え替えましょう。

これだけでも、ブルーベリーの花が咲く確率が上がります。
ブルーベリーの花は4月ころに咲くので
その時期まで待ちましょう。

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ブルーベリーの花が咲かない原因(2)受粉がうまくいってない

ブルーベリーの花が咲かない2つ目の原因として受粉が上手くいっていない可能性が考えられます。
ブルーベリーにはいろんな品種があるのですが、
あなたが植えているブルーベリーと違う品種を近くに1本でもいいので
植えておくと、それだけでも受粉して花ができる可能性があります。

逆にブルーベリー1本だけだと距離的な問題から受粉ができるわけがなく
花がつきにくいでしょう。
もちろん実もなりません。

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ブルーベリーの花が咲かない原因(3)害虫

シャクトリムシなどの害虫による被害によってブルーベリーの花が咲かなくなることがあります。

花が咲く直前くらいの時期なら
害虫の被害を受けても花が咲く可能性が高いです。

でも、植え付けたばかりのころに
害虫の被害を受けると、花が咲く前に枯れてしまったりします。

害虫が発生しやすいのは春から夏にかけての時期です。
まさに昆虫大発生の時期となります。

「なんとかして害虫の被害を最小限に食い止めたいよ」
という方には防虫ネットをおすすめさせていただきます。

春から夏の間だけでも防虫ネットを被せておきましょう
防虫ネット 1.5×100m

それだけでも害虫がブルーベリーに寄ってくるのを防御することができ、
花を咲かせる可能性が高まります。

ただ、ブルーベリーを痛めつけるのはシャクトリムシだけではありません。
コガネムシの幼虫がブルーベリーの根っこを食べることがあります。

コガネムシの幼虫が根っこを食い尽くすと
ブルーベリー全体が枯れてしまう可能性があります。

コガネムシの幼虫は人間の子供でいったら成長期みたいなものです。
食欲が旺盛なので、本当にブルーベリーの根っこを食い尽くす可能性があります。

特にブルーベリーを植えたばかりの頃っていうのは
そんなに根っこがしっかりと広がっていないでしょう。
数匹レベルのコガネムシの幼虫がいるだけで
ブルーベリーの根っこが食い尽くされてしまいます。

じゃ、コガネムシの幼虫による被害をどうすれば
抑えることができるのでしょう?

ここでもシャクトリムシ対策と同様、
防虫ネットがおすすめです。
⇒⇒防虫ネット 1.5×100m

ブルーベリーの根元に切り込みを入れて防虫ネットを敷きましょう。
そうすることで、コガネムシが産卵して幼虫が発生するリスクを抑えることができます。

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ブルーベリーの花がつかない原因 (4)乾燥

ブルーベリーは駆除が必要になるようなムラサキカタバミみたいに
根っこを深く広く張るような植物ではありません。
ムラサキカタバミを駆除する方法3選

つまりブルーベリーの根っこって浅いです。
根っこが浅いというのは土台がしっかりしていないということです。
また、根っこが浅いということは
浅いところでしか水を吸収できないことになりますね。

ということは深い場所に水分があってもブルーベリーは
吸収できません。
だからブルーベリーは水切れによって花が咲くどころか
そもそも枯れてしまう可能性が高い植物だといえるでしょう。

しかも、いったん水切れを起こしてしまい
ブルーベリーが枯れ始めた場合、
復活させようと思ってもそう簡単な話ではありません。
そりゃそうですよね。枯れ始めているものを
いきいきとした葉や茎に復活させないといけないわけですからね。

ですから、ここではブルーベリーの根は浅いため
水切れを起こしやすいということを理解しておいてください。

対策としては特に夏場、しっかりと水やりを徹底することです。
春や冬でもずっと雨が降ってなくて地面が乾燥しているようなら
しっかりと水やりをするようにしましょう。

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ブルーベリーの花が咲かない原因 (5)肥料

先ほど解説した水やりの失敗のケースだと、
花が咲かない以前にそもそもブルーベリー全体が枯れる可能性が高いと言いました。

逆にブルーベリーが枯れてないけど、
花が咲かない場合には、肥料が関係しているかもしれません。

以前解説したラベンダーだと土はアルカリ性でないと育ちにくいです。
レースラベンダーが枯れた原因と対策

でも、一般的な植物というのは土は
アルカリ性でなく酸性でないと育ちません。

ブルーベリーも例外ではありません。
酸性の土壌で育ちます。

ここまでを前提にして、
例えばブルーベリーを植えているのに
アルカリ性の肥料を巻いてしまうと花が咲かなくなる危険性があります。
なぜなら、アルカリ性の土壌ではブルーベリーの成長にとって必要な
鉄、マグネシウム、カルシウムなどの栄養素を吸収することが難しくなるからです。

ですから、肥料はブルーベリー専用のものを使うことをお勧めします。
そのほうがより確実でしょう。
【プロトリーフ】ブルーベリーの肥料 2kg

こちらの肥料を使って
1年のうち3回(3月、5月、8月)施肥を行いましょう。

特に3月の行う施肥は花を咲かせるのに重要です。
なぜなら上記ブルーベリーの花の画像は4月に撮影したものです。
つまり、4月に花が咲くわけですから、その直前に行う3月の施肥は重要といえるでしょう。

続いて5月に行う施肥は実をつけるために重要で
8月に行う施肥は収穫後、体力を使い果たしたブルーベリーを元気づけるのに重要です。

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ブルーベリーの花が咲かない原因 (6)水

先ほど、『乾燥』のところで説明しましたように
ブルーベリーは根が浅いため、水切れを起こしやすいです。
なので、頻繁に水やりをするようにしましょう。

でないと、ブルーベリーが枯れてしまい花が咲きません。

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ブルーベリーの花が咲かない原因 (7)剪定時期

ブルーベリーの剪定時期を間違えても花が咲きません。
ブルーベリーの花は4月(春)ころに咲くので
その前の時期である冬に剪定を行うのが原則です。

具体的には11月から2月の間です。

ここでしっかりと剪定しておかないと
余分な部分に栄養を奪われてしまい花が咲きません。

栄養が奪われる問題のほかにも
冬、雪が降って、その雪の重みでブルーベリーの枝が折れるなどしても
花が咲かない原因になったりします。

そういった意味でも、
無駄なものは剪定しておきましょう。

剪定対象は傷ついているものや内側に向かって生えている枝です。

以上、参考にしていただけますとうれしいです。



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