夏から秋にかけて問題なく成長してきたパキラが
冬になり葉が枯れてしまった・・・
となったら、「なんで枯れちゃったの!?」
と怒りや不安やいろんな感情に見舞われることと思います。
パキラはラベンダーなんかと比べると、
そもそも枯れにくい植物であるため初心者向きだといわれています。
⇒レースラベンダーを冬越しさせるコツ
ラベンダー以外の植物だとたいてい土は酸性気味の方が育ちやすいです。
そもそも雨は酸性なので、放っておいても土が酸性になるため
そんなに気を使わなくても、葉が枯れることはないからです。
でもラベンダーは地中海原産で、地中海独特の風土により
土がアルカリ性よりの方が育ちやすいのです。
なので、日本でラベンダーを育てるのにはちょっとしたコツがいるわけです。
話しはちょっとそれましたが
ラベンダーと比べるとパキラは育てやすい植物です。
なのに、冬になりパキラの葉が枯れてしまった・・・
この記事では冬になりパキラの葉が枯れてしまった場合に考えられる原因とその対策について
解説してみたいと思います。
パキラの葉が冬に枯れる原因と対策|寒さ
冬に枯れるときたら、どんな植物でも寒さは関係してくるでしょう。
「パキラは観葉植物。だから初心者でも問題なく育てれる」
という言葉を信じすぎない方がよいでしょうね。
ちなみに観葉植物というのは
見た目を見て楽しむ栽培植物のことです。
見て楽しむわけですからたいてい部屋の中で育てることになります。
ですからパキラなどの観葉植物って
直射日光が当たらない場所でも問題なく育ちます。
こういうのを耐陰性が強いって言います。
つまり、あまり直射日光が当たらなくても陰があっても育つといっているわけですね。
なので、寒さについては誰も何も言ってません。
もっというと部屋の中で育つ植物だから、
真冬の外だと、やっぱりパキラの葉が枯れる可能性は否定できませんね。
実際、パキラは気温が5℃以下になると枯れるって言われています。
なので、もし冬になりパキラの葉が枯れ始めたようなら
外の気温が、もしかしたら部屋の気温が5℃以下になっていないか
確認してみてください。
もし5℃以下なら、もっと気温が高いところにパキラを移動させましょう。
特に昼間は暖かかったりするので5℃以上あっても
夜間に冷え込みがひどく5℃以下になるケースもあるでしょう。
ですので、特に夜の気温が5℃以下になっていないか
確認してみてくださいね。
昼間は10℃とか5℃より高いけど
夜間だけ5℃以下になるようなら、夜間だけでも
暖かい場所に移動させるなど工夫してみてください。
パキラの葉が冬に枯れる原因と対策|水やり
「パキラだって植物なんだから、水やりは重要でしょ」
なんて思っていませんか?
水のやりすぎはパキラの葉が枯れる原因になります。
水をやりすぎると、当然土に水が入るわけですが、
土の中にある根っこが呼吸できなくなるんです。
根っこはある意味植物にとって心臓みたいなものです。
根っこが呼吸できなくなると、全体が腐ってきます。
根から幹や葉がどんどん腐ってくるんですね。
結果、パキラの葉が枯れます。
特に冬場は水の吸収や乾燥するスピードが遅いです。
ですから、冬の方が夏よりも圧倒的に水やりによる根腐れからの葉が枯れるという
現象は起こりやすいです。
明らかに水やりをしまくったという意識があって
しかも部屋の温度は5℃以上あるのにパキラの葉が枯れたなら
水やり⇒根腐れ⇒葉枯れの可能性が高いです。
もし水やりした後、受け皿に水がたまっているようなら
すぐに捨てましょう。
そのあと、日当たりのよい部屋にパキラを移動し
できるだけ早く土が乾燥するようにしましょう。
最後にまとめますとパキラの葉が冬に枯れる原因は
寒さ(5℃以下)か水やりのしすぎの可能性が高いです。
ただ逆に水不足でもパキラの調子が悪くなることもあります。
詳しくはこちらをご覧ください。
⇒パキラ水不足による症状と対策
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