「モッコクの木が枯れたんですけど、原因として何が考えられますか?」
といった相談をよく受けます。
この記事ではモッコクの木が枯れる原因を2つご紹介したいと思います。
モッコクの木が枯れる原因:害虫
モッコクの木が枯れる1つ目の原因は害虫です。
具体的にはハマキムシです。
もしモッコクの葉が重なり合っているように見えたら
ハマキムシによる被害が考えられます。
モッコクの木がハマキムシの被害に遭う時期というのは
5月ころと10月ころです。
ハマキムシがモッコクの葉を数枚つづり合わせ、
葉肉を食べ害を及ぼします。
結果、モッコクの木が枯れてしまうわけです。
最悪、モッコクの葉が壊滅し、丸坊主状態になることもあります。
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なのでハマキムシの被害が確認されたら殺虫剤で駆除します。
それからハマキムシ以外にも炭そ病によって
モッコクの木が枯れることがあります。
炭そ病の場合、モッコクの葉に斑点ができるので
もしその場合には発症している葉っぱを除去し
こちらの薬液をかけましょう。
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モッコクの木が枯れる原因:植栽条件
モッコクの木が枯れる2つ目の原因として植栽条件のミスが考えられます。
モッコクは寒さに弱い植物です。
なので、北海道とかロシアみたいな寒い場所だとモッコクの木は枯れます。
そんなこともあってモッコクの木を見かける場所は
関東から南なんですね。
そういった意味で、
モッコクの木が枯れるということであれば、
日当たりの良い場所であり、しかも水はけのよい場所を
選ぶようにお願いします。
土は粘土質なものや火山灰土が育ちやすいですよ。
あと、あまりに放置しすぎると
小枝が密になりすぎ、風通しが悪くなり
先ほど解説した害虫が増えやすくなります。
そうなると、害虫によってモッコクの木が枯れてしまいます。
なのでそうならないためにも小枝が密集しているようなら
ある程度、剪定して風通しをよくしておくようにしましょう。
なぜ剪定するかというと、
無駄な枝を切り落とし見栄えをよくするだけでなく風通しを良くして
害虫などの被害を避けるという狙いもあります。
以上でモッコクの木が枯れる原因についての解説を終わります。
モッコクの木が枯れる2つの原因とは
・ハマキムシなどの害虫による被害
・寒い地域や風通しの悪い場所で育てている
です。
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