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ナワシロイチゴを種から育てる時の注意点




息子と犬の散歩に行ってたら河原でナワシロイチゴを見つけました!

ナワシロイチゴは甘酸っぱい味がしておいしいので
「種を取り出して家で育ててみようかな」
とか「実を使ってジャムでも作ってみようかな」
ってあれこれ考えちゃいました。

とりあえずナワシロイチゴの実を取りました。

上記画像はナワシロイチゴの実を潰したところです。

上記画像はナワシロイチゴの種です。
実と比べてかなり大きいですね。

今回の記事では

・ナワシロイチゴの種を植える時の注意点
・ナワシロイチゴでジャムを作る時、種はどうしたらよいか?

解説してみたいと思います。

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ナワシロイチゴの種を植える時の注意点

道端で育っているイチゴ(野イチゴ)には

・ワイルドストロベリー、ノウゴウイチゴなどのグループ
・ヘビイチゴグループ
・ナワシロイチゴ、クサイチゴ、カジイチゴなどの木いちごグループ

などがあって種が存在する場所や特徴がそれぞれ違ってきます。

ナワシロイチゴ、クサイチゴ、カジイチゴなどの木いちごグループは
果実の中に種が入っているというのが特徴的です。

上記画像のように果実の中にある種を取り出しましょう。
種を植えるとしたら上記画像のようにナワシロイチゴの果実ができる6月下旬が時期としては適しています。
ただ、上記画像のような状態のまま種を植えても発芽率が下がってしまいます。

種の周りについた果肉を流水で洗い落としましょう。
そして土にナワシロイチゴの種を植えてください。
種を乾燥させると発芽しないことがあるので、
流水で種を洗ったら、そのまま植えることをおすすめします。

覆土5mmくらいで種をまきましょう。

6月下旬に種を植えるわけなので
真夏を経験することになりますね。
幼苗のころは特に暑さに弱い傾向にあります。
プランターや鉢にタネを撒いたら、直射日光の当たらない場所で
育てた方が良いと思います。

ただ注意点があります。

上記画像は果実ができた状態のナワシロイチゴですが、
茎にトゲがたくさんついていますね。

しかもナワシロイチゴって匍匐性(ほふくせい)といって
地面に平行につたを伸ばしながら成長していくという性質があります。

要するにあなたの庭などの地面にいっぱい『トゲ』つきの
ナワシロイチゴが増えていくわけですね。

もしお子さんがいたら
足にとげが刺さって大けがするかもしれません。

なので、育てるにしても庭にナワシロイチゴの種をばらまくのはおすすめできません。
もしナワシロイチゴを種から育てるとしたらプランターや鉢で育てることをおすすめします

で、鉢やプランターにナワシロイチゴの種を植えたら
2~3週間程度で発芽することが多いです。

場合によっては翌春になることもあります。

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ナワシロイチゴジャムにした時、種はどうする?

ナワシロイチゴは甘酸っぱい味がします。
でも、そのままだとあまりおいしくありません。

だからジャムにして食べる方が多いです。

ただナワシロイチゴでジャムを作るにして
大きな種が邪魔です。

1粒や2粒のナワシロイチゴでジャムを作るわけではありません。
1粒でジャムを作るだけなら、個別に種を取り除いてから
ジャムを作ればよいでしょう。

でもナワシロイチゴみたいに果実の中の大半を種で占めているようなイチゴだと
大量の果実がないとジャムができません。

だから、個別に種を除去するのは面倒です。
そこで一般的な鍋にナワシロイチゴを入れて実が潰れてきたら
火からおろして目の細かいザルか、あるいは濾し器を使って
濾して種を取り除きましょう

そうすれば簡単に種を除去することができますよ。

以上で解説を終わります。



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