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生物における同化とは?わかりやすく解説




以前、光合成とはどういうものなのか、解説したことがあります。
光合成の仕組みを図を使いながらわかりやすく解説!中学高校生物の復習

光合成は炭素同化(炭酸同化)の一種です。
炭素同化というのは二酸化炭素を結合させて、有機物である糖質、
たとえば、$C_6H_{12}O_6 $(グルコース)などを作ることになります。

この場合、エネルギー源が何かによって光合成、
もしくは化学合成ということになります。

ここまでの話を理解するためにも、
生物で学習する同化の意味を知っておく必要があります。
炭素『同化』と『同化』の文字が入ってますからね。

この記事では同化とは何か?
わかりやすく解説してみたいと思います。

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生物の授業で習う同化とは?

まず同化は2種類あります。

同化は

・炭素同化(炭酸同化)
・窒素同化

です。

まず同化の定義から。

同化とは

無機物から有機物を作ること。

となります。

たとえば無機物は低分子のものが一般的です。
たとえば、二酸化炭素とか水などが無機物の代表例です。

この低分子の物質(無機物)をつなげることで有機物になります。
上記図の右側でつなげている部分(ピンク色の部分)は結合エネルギーといいます。

このエネルギーですが、物質をつなげる接着剤みたいな役割があります。
なので、同化の場合には、この結合エネルギー(接着剤)が必要になります。
でないとつながりませんからね。

つまり、同化の場合には、無機物の中に結合エネルギーを付け加えないと成立しないということです。
なので、同化というのは必ず結合エネルギーを吸収する吸エネルギー反応が起こります
これが同化です。

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生物における同化とは?まとめ

生物における同化というのは無機物を有機物にするという合成反応のことです。
なので、二酸化炭素や水という無機物をつなげるのが同化の具体例になります。

ただ、簡単に無機物同士をくっつけることはできません。
そこで結合エネルギーという接着剤が必要です。

接着剤によって無機物同士をつなげて
その結果、高分子の有機物を作るというのが同化です。

くどいかもしれませんが、無機物は低分子になり、
有機物は無機物がつながってできるので高分子になります。

以上のことから同化は必ずエネルギーを吸収する吸エネルギー反応です。
光合成も同化の1つなので、何かのエネルギーを吸収するわけです。
光合成の場合は光エネルギーを吸収する反応になります。

以上で同化についての解説を終わります。



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