鳥の羽根に似ている植物、
それはラクウショウです。
ラクウショウを漢字で書くと『落羽松』となります。
落ちる羽の松と書いてラクウショウというわけですね。
上の画像はメタセコイアですが、
ラクウショウとすごく似ています。
この記事ではラクウショウの実の特徴について書きますが、
先に、ラクウショウとメタセコイアの違いを
説明させてください。
ラクウショウとメタセコイアの違い
上記画像はラクウショウです。
まず葉っぱの違いですが、
葉の違いは
・メタセコイアの葉は対生
・ラクウショウは互生
です。
葉のつき方には
・互生
・対生
・輪生
などがあります。
対生とは樹木の茎のふしに2枚の葉が向かい合って
ついていることをいいます。
上記はメタセコイアの葉です。
対生の植物はほかにもアサノハカエデがあります。
⇒アサノハカエデの樹木としての特徴は?
対生ってどんな葉のつき方か?理解するためには
アサノハカエデの葉の方がわかりやすいと思うので
ご覧ください。
これが対生の葉のつき方です。
これに対してラクウショウの葉は互生です。
互生とは互い違いに葉が枝につくことをいいます。
互生はほかにシャシャンボがあります。
⇒シャシャンボの葉の特徴は?
こんな感じでシャシャンボやアサノハカエデで
互生と対生の違いが分かれば
ラクウショウとメタセコイアの違いがよくわかるでしょう。
ラクウショウの実
ラクウショウの実の特徴は
・ゴツゴツしている
・大きさは2~3㎝程度
・球形
・松やにの香りがする
・もろくて割れやすい
・中身は油分を多く含んでいる
などがあります。
ラクウショウの実にはたくさんの油が含まれているため、
落下した後、実が割れ、偶然そこがみずたまりだと
油が浮いてきます。
以上、ラクウショウの実の特徴についての解説を終わります。