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朧月(多肉植物)の増やし方




「自宅にちょっとだけ咲いている朧月(おぼろ月)があるのですが、
どうやって増やしたらいいのかわからないな」
という方のために記事を書いています。

おぼろ月(朧月)の増やし方としては

・葉挿し
・挿し木
・株分け

などの方法があります。

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朧月(多肉植物)の増やし方|葉挿し

花が咲き終わって間延びして見た目が微妙になってきた朧月の葉っぱを
ポキポキ折って鉢に葉挿ししてみました。

こんな感じです。

上記画像のような感じで葉挿しという方法なら
めっちゃ簡単に朧月を増やすことができます。

具体的な葉挿しのやり方としては

(1)できるだけ下の方に咲いている葉っぱをポキッともぎ取る
(2)場所としては明るいけど直射日光は当たらないような場所を探す
(3)(2)の場所に土入りの鉢を置く
(4)(3)の土の挿す(上記画像のように)
(5)2週間から1カ月間放置
(6)根や芽が出たら水やり開始

です。

後で解説する挿し木という方法よりも
成長スピードは遅いです。

そりゃそうですよね。
葉挿しはただただおぼろ月の葉っぱをもぎとって土に挿すだけの方法です。
もう少し大きい状態からスタートする挿し木よりも
成長スピードが遅いのは当然です。

でも葉挿しは朧月から葉っぱをもぎ取って
土に挿すだけなので最初だけ勇気が要りますが(枯れないかな?みたいな心配)、
慣れたらめっちゃくちゃ簡単なので、朧月初心者の方におすすめの方法です。

朧月は繁殖能力が高い植物です。
株からぽろっと落ちた葉っぱが増えてしまうこともあるくらいです。
なので、よっぽど悪条件が重ならない限り
失敗する可能性はかなり低いと個人的には感じています。
でも自己責任でお願いします。

ちなみに葉挿しは寒いより暖かい時期にやった方が
より早く成長します。
たとえば、春になったばかりの涼しい時期だったら
根や芽が出るのに1カ月かかったけど
5月の暖かい時期に葉挿しをやったら2週間で根や芽が出たみたいなイメージです。

でも真夏は暑すぎるため、成長スピードが遅くなりがちです。

それから鉢に入れる土としては専用土です。
鹿沼土だけで育てるよりも圧倒的に成長スピードが変わってきます。
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鹿沼土だけよりも専用土を利用した方が
葉挿し開始から葉や芽が出るまでのスピードが倍くらい違う気がします。



屋外の日が当たる風通しのいい場所で管理していました。室内で管理する場合は、窓際の明るい場所に置きましょう。多肉の水分があるので頻繁にお水を上げなくてもいいです。

最初は葉っぱをもぎ取ってただ土に挿すだけの葉挿しという方法に
心理的抵抗があると思います。
「本当に朧月の葉っぱを土に挿すだけで葉や芽が出てくるのかな?」って。
ですが多くの方がSNSでアップしているように
ほぼ問題なくうまくいっています。

あと葉挿しをする時期としては春と秋です。
具体的には3月から6月と10月から11月の年2回です。
真夏は暑すぎて葉挿しに成功しても成長スピードが遅くなりがちですし
真冬も寒すぎて成長スピードが遅くなりがちだからです。

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朧月(多肉植物)の増やし方|鉢増し

あなたが使っている鉢の中にいっぱい朧月が育っていて手狭になってきたのなら
そろそろ鉢増ししましょう。

今使っている鉢以外に1つ、2つ鉢を用意し、
専用土をその鉢に入れてください。
そして用意した鉢に、手狭になった朧月の一部を植え替えましょう。
これだけでさらに朧月が増えます。

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朧月(多肉植物)の増やし方|挿し木(挿し芽)

朧月の場合、葉挿しも挿し木も意味合いとしてはほとんど同じです。
気持ち的に挿し木の方がより大きく茎(葉)をもぎとって
用意した土に挿すだけの話です。

そうすれば葉挿しと同様に
2週間程度で新たな芽や根が出てきます。
水やりは根っこが1㎝くらい貼りだしたら与えるようにしましょう。

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朧月(多肉植物)の増やし方|株分け


の方法:

株分けという方法でも朧月を増やすことができます。

朧月を土から掘り出して株ごとわけて植え付けていくだけです。

株分けの注意点は、株分けをする7日くらい前から水やりを避け
土を乾燥させておいてください。
その方が株分け作業をしやすいですし
根っこが傷まなくてすみます。

そして株分けを行って3日くらいしたら水やりをしましょう。

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朧月(多肉植物)の増やし方|植え替え

朧月は遅くても2年に1回くらいは植え替えをしましょう
というのは朧月ってものすごい勢いで成長します。
だから鉢の中で根っこがいっぱいになってしまい
根腐れを起こし、朧月が枯れてしまう危険性があるからです。

もちろん植え替え作業しながら
株分けをすることで朧月を増やすこともできます。

植え替えは結局のところ鉢増しと一緒の考え方です。
単純に朧月が入っている鉢が手狭になったら
別の鉢を用意して、いくつか移動させるだけです。

株分けの方法と同様、
植え替える7日くらい前から水やりを控えて土を乾かしましょう。
その方が朧月を抜くときに根っこを傷めつけなくてすみます。

植え替える時期は春と秋です。
真夏や真冬みたいな暑すぎる、あるいは寒すぎる環境では
朧月が枯れてしまう可能性があるのでおすすめできません。
植え替える作業って言うのは人間の引っ越しと同じでストレスがかかるからです。

ストレスがかかるのにさらに暑さや寒さといったストレスもかかるため
朧月が死に絶えてしまう可能性があるわけですね。
なので、植え替えは春か秋に行うようにしてください。


植え替えには、鉢を掘り起こして古い根を取り除き、肥料不足になった土を新しい土と取り替えます。

以上で朧月の増やし方についての解説を終わります。

続いて朧月の育て方や花言葉の記事をご覧ください。
朧月の花言葉と由来
朧月(多肉植物)の育て方



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