兵庫県明石市にある石ケ谷公園にてハナビシソウの花を見つけました。
ハナビシソウの花言葉についてはこちらの記事で解説しています。
⇒ハナビシソウの花言葉と由来
ところでこんなきれいな花を咲かせるハナビシソウ。
この画像を撮影したのは2021年4月ですが、
春に上記画像のようなオレンジ色から黄色の大きな花を咲かせます。
キレイな花には毒があるといいますが、
ハナビシソウには毒が含まれているのでしょうか?
この記事ではハナビシソウに毒が含まれているのか解説します。
ハナビシソウに毒はあるのか?
ハナビシソウにはサンギナリン等の毒が含まれています。
以下、wikipediaより引用
サンギナリンは、膜貫通タンパク質であるNa+/K+-ATPアーゼに作用して動物細胞を殺す毒である。
流行性水腫は、サンギナリンを摂取することによる病気である。皮膚に触れると、死んだ組織の大きなかさぶたができる。
そのため、サンギナリンは痂皮性を持つと言われる。
ハナビシソウに含まれる毒、サンギナリンが体に触れると
かさぶたができたりするわけですね。
またサンギナリンは細胞毒でもあるようで、
かなり恐ろしい物質だといるでしょう。
ちなみに痂皮というのは医学用語で『かさぶた』のことです。
以下はサンギナリンの話ではなく、
ハナビシソウ全体の話がわかりやすく解説されていましたので
引用させていただきます。
以下、東邦大学薬学部,東邦大学薬用植物園より引用
別名はカリフォルニアポピーといい、ケシの仲間ですが、
禁止されてはいないので栽培可能です。鎮痛、鎮痙薬としてマラリヤ、黄疸、皮膚病などに用いられています。
アメリカインディアンは魚毒として用いていたといわれます。茶剤として利用されることがあるようですが、
「メディアルハーブ危険性ハンドブック」によるとオーストラリアでは
『警告 決められた容量を超えないこと』と製品表示するように提唱されていますから、
注意が必要です。
それによると2.0~3.0gを1日4回までとされています。
上記のようにハナビシソウはお薬としても利用されていたりしますが、
量など、かなり取り扱いが注意な植物なので
一般の方は絶対に口に含んだりしないでください。
最後にまとめますとハナビシソウには毒があります。
毒の名前はサンギナリンです。
またハナビシソウそのものはお薬としても使われているようですが、
量を間違えると危険ですので
絶対に一般の方は利用しないでください。
そんなハナビシソウですが、引用元からも明らかなように栽培自体は可能ですので
もし育ててみたい方はこちらをご覧ください。
⇒日光種苗 花びし草(ハナビシソウ) 0.5mL【1068】【春・秋】 【郵送対応】