「ドウダンツツジの葉が茶色くなってるんだけど・・・」
と心配になってる方に向けて記事を書いています。
この記事ではなぜドウダンツツジの葉が茶色くなってしまうのか、
原因と対策について解説していきたいと思います。
ドウダンツツジの葉が茶色になる原因と対策1.病気
ドウダンツツジは育てやすい植物です。
なので、葉が茶色くなったりして枯れたりすることって
ほとんどありません。
でも、さび病という病気にかかってしまうと
ドウダンツツジの葉が茶色くなることがあります。
さび病は糸状菌というカビの仲間が原因で起こる病気です。
人間が同じような糸状菌に感染すると皮膚糸状菌症をおこします。
ただ安心していただきたいのはドウダンツツジに起こるさび病の原因菌(糸状菌)は
人間にうつらないといわれています。
つまり人間に起こる皮膚糸状菌症の糸状菌とさび病の糸状菌は別物です。
なので、ドウダンツツジがさび病が原因で葉が茶色くなっても
人間に被害が及ぶ可能性はほぼありません。
ところでさび病にかかると
最初は葉っぱや茎などにカビの胞子が斑点状に現れます。
そしてどんどん斑点が大きくなり、盛り上がってきます。
そして最後は葉っぱが茶色くなり枯れていきます。
さび病はカビ(糸状菌)が原因で起こる病気です。
カビって春から秋にかけて増えます。
春から秋にかけての時期にもし葉っぱに斑点ができ、盛り上がってきた後、
茶色くなってきたなら、さび病を疑った方がよいでしょう。
たださび病にかかった部分は改善することはふつうありません。
ですから、発見次第、茶色くなっている部分を切って処分した方がよいです。
ドウダンツツジの葉が茶色になる原因と対策2.水不足
ドウダンツツジの葉が茶色くなる別の原因として水不足をあげることができます。
どちらかというと、先ほどのさび病よりも水不足で葉が茶色くなるケースの方が多いでしょう。
特に夏場、水やりしても、
どんどん水分が乾燥してしまい、水不足状態に陥り、
葉が茶色く枯れてしまうケースが多いです。
対処としては当然ですが、特に真夏、
水やりの頻度と与える水の量を増やすことを意識してください。
さび病みたいな明らかな病変がないのに、
夏場にドウダンツツジの葉が茶色くなっているなら
水不足の可能性が高いので、普段以上に水を与える意識を持ちましょう。
あと、現時点で葉っぱだけが茶色いけど、
枝や根っこがやられていないなら
来年またきれいな葉っぱが出てくる可能性が高いです。
枝が大丈夫か見分けるコツは
枝をつまんで曲げてみてください。
軽くポキッと折れるならやばい状況だと思います。
でも、そんなことないなら、今からでも遅くないので
しっかり水やりして来年に期待しましょう。