アケビの花って雄花と雌花でまったく形が違います。
⇒アケビの花|雄花と雌花の違いを画像で解説
また、受粉させて実をつけさせるのも
そう簡単ではありません。
⇒アケビの花を受粉させる方法と注意点
そんなアケビですが、『アケビ』という名前になった由来ですが。
熟した実が割れる姿が人間のあくびっぽく見えるところから
『あくび』⇒『あけび』となったという説が有力です。
あともう1つ。
アケビの実が割れて開くところから
『開(あ)ける実(み)』⇒『あけみ』⇒『アケビ』となったという説もあります。
ではここからが本題です。
アケビの花言葉って何でしょう?
ムスカリみたいにネガティブでしょうか?
⇒ムスカリの花言葉は?青紫色のイメージが日本と海外で違います
あるいはユウゲショウみたいにいっぱい花言葉があるのでしょうか?
⇒ユウゲショウの花言葉と由来
アケビの花言葉
・才能
・唯一の恋
の2つです。
才能と唯一の恋って真逆の感じじゃないですか?
才能があったら、唯一の恋じゃなくてモテモテで
浮気しまくりそうな感じじゃないですか?
そんな真逆の花言葉ですが、由来はどんな感じでしょうか?
まず『才能』という花言葉の由来から。
アケビは実が最高に甘くておいしいわけですが、
食べる以外にもアケビの花は雄花と雌花でまったく形が違うから
見ていて飽きません。
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また若芽は山菜に利用できますし、蔓はアケビ蔓細工として
有名です。
アケビの種からは油が取れます。
「何が言いたいの?」って言われそうですが、
私が言いたいのは、それくらいアケビって多才な植物だってことです。
多才=マルチナ才能
ってことです。
ここからアケビの花言葉が『才能』となったと言われています。
次に『唯一の恋』の由来ですが。
アケビは同じ株において雄花と雌花が離れて(別れて)咲きます。
そんなちょっぴり切ないところが『唯一の恋』という花言葉になったと言われています。
いうなれば結婚しているのに
旦那さんが単身赴任しているから別居しているような感覚でしょうか。
まぁ、花言葉的にはそんな感じの理解になるのですが、
科学的に、アケビを受粉させようと思ったら
同じ株内の雄しべを雌しべにくっつけても結実しません。
詳しくはこちらで解説しています。
⇒アケビの花を受粉させる方法と注意点
考えようによっては科学的な説明の方が切ない感じがしますね。
だって、雄花と雌花で離れているとはいえ、
近くで生活しているのに、受粉させても結実しないってことですからね。
切ないというよりつらい、虚しいの方が正確な表現かもしれません。
ともあれ、アケビの花言葉『唯一の恋』の由来は
同じ株内であっても、雄花と雌花が別れて存在しているところから
きているそうです。
アケビを育ててみたい方はこちら
⇒アケビ ( バナナアケビ / 紫アケビ ) 12cmポット苗 【 選べる品種 】
続いてマツバウンランの花言葉について説明します。
⇒マツバウンランの花言葉と由来