上記画像は犬の散歩中に道端で発見したムラサキカタバミの花です。
結構、きれいな花じゃないですか?
同じ道端で発見できるナガミヒナゲシよりムラサキカタバミの方が綺麗だと思います。
⇒ナガミヒナゲシの花言葉と由来
ところでナガミヒナゲシは市町村で駆除の対象になっていたりする植物です。
⇒ナガミヒナゲシはなぜ駆除しないといけないの?
まぁ、ナガミヒナゲシが駆除の対象であっても
見た目の奇妙さからして、納得いきます。
dめお、結構きれいな花を咲かせるムラサキカタバミを
どうして駆除する必要があるのでしょう?
目次
なぜムラサキカタバミを駆除しないといけないの?
ムラサキカタバミ江戸時代末期に日本にやってきました。
そこから現在までずっとムラサキカタバミは雑草として道端で自生しているんです。
想像してみてください。
江戸時代のちょんまげの時代でも道端に上記画像のようなムラサキカタバミの花を
見ることができたんです。
なんか感慨深いものがありますね。
逆にいうと、江戸時代末期からずっと絶滅することなく
ムラサキカタバミは生き残ってきたわけですね。
これってムラサキカタバミの繁殖力の強さを物語っています。
ちなみに江戸時代末期にムラサキカタバミが日本にやってきた理由は観賞用でした。
実際問題、昭和中期くらいまでは観賞用だったそうです。
でも、あまりの繁殖力の強さから勝手にどんどん道端などで自生しながら
勢力を拡大していったそうです。
しかもどんどんどんどんムラサキカタバミが増えるために
他の植物が増えられないということも起こります。
そんなこともあってムラサキカタバミを駆除しようとする方が増えているんですね。
なぜムラサキカタバミを駆除するのが難しいの?
ここまでムラサキカタバミはどうして駆除するのか?
解説しました。
ただ、ムラサキカタバミを駆除するのってすごく難しいです。
どうしてでしょう?
たとえばムラサキカタバミに種ができたとします。
もし自転車であったり人間であったりがぶつかると
その衝撃で1メートル以上、種が飛んで行って
その場所でまたムラサキカタバミが増えていきます。
また、一度生えたムラサキカタバミは
土の中でどんどん根っこを広げていきます。
なので仮にムラサキカタバミを引っこ抜いて駆除しようとしても
ひろがった根っこまで除去しないと
やはりどんどん増えていくことになるんです。
さらにムラサキカタバミはアスファルトにできた小さな穴からも生えてきたりするほど
ものすごい生命力、繁殖力が強いです。
ここまでまとめると
ムラサキカタバミは衝撃を受けると種を1メートル以上飛ばし
その場所で増えるし、根っこをどんどん広げて増殖するので
引っこ抜いても、そう簡単に駆除できないし、
アスファルトの小さな隙間でも普通に成長できるほどの生命力があります。
そんなことから、
ムラサキカタバミを駆除するのは相当難しいと言えるでしょう。
ではそれだけ駆除が難しいムラサキカタバミを
どうやって駆除したらよいのでしょう?
以下3つの方法をご紹介したいと思います。
重要なのは根っこを根絶することです。
その観点から解説していきますね。
ムラサキカタバミを駆除する方法(1)除草剤
除草剤を利用する方法が
おそらく一番簡単かつ確実にムラサキカタバミを駆除できる方法だと思います。
なぜなら、この記事でおすすめする除草剤を使えば
根っこの部分まで成分が行き届くからです。
先ほど申しましたように
ムラサキカタバミの駆除をやっかいにしているのが根っこです。
人の力を使って根っこを引き抜こうとしても
そう簡単にうまくいきません。
でも除草剤であれば、
振りかけるだけで根っこを死滅させることができます。
もしムラサキカタバミを駆除したい場所が芝生なら
シバキープエースシャワーという除草剤をおすすめします。
⇒レインボー薬品 シバキープエースシャワー 1.3L
こちらの除草剤は芝生でもOKなものです。
(芝生も駆除してしまう除草剤もあるので注意)
ムラサキカタバミの葉っぱや茎の部分に
振りかけるだけで、薬効成分が根っこまで行き届きます。
結果、ムラサキカタバミを駆除することができます。
またシバキープエースシャワーであれば希釈する必要がなく、
購入時のままの液体をムラサキカタバミの茎や葉っぱにかけるだけなので
いろんな意味で手間がかかりません。
逆に芝生がない場所でムラサキカタバミを駆除したい場合には
グリホサート系の除草剤がおすすめです。
グリホサート系の除草剤はこちらになります。
⇒グリホエースPRO 原液タイプ(5L*4本セット)[除草剤]
グリホサート系の除草剤はムラサキカタバミみたいな
繁殖力が強く根っこがどんどん伸びていくような植物の駆除におすすめです。
グリホサート系の除草剤をムラサキカタバミにかけると、
ものの数時間で根っこまで薬液が浸透します。
その後、だいたい7日間程度で
ムラサキカタバミが枯れていき、駆除することができます。
ムラサキカタバミを駆除する方法(2)防草シート
「除草剤は使いたくない!なぜならうちには犬がいて
除草剤を舐めたら中毒を起こして死んじゃうかもしれないから」
みたいな方もいるでしょう。
実際、根っこも枯らすような除草剤を犬が舐めたら
中毒を起こし、激しい嘔吐や下痢を起こし、
命を落とす可能性も否定できません。
そんな方におすすめなのは防草シートです。
防草シートでもムラサキカタバミを駆除することができます。
防草シートを使うことでムラサキカタバミの成長に必要な光を遮ることができます。
ただ、防草シートといってもいろんな種類があって
ムラサキカタバミの駆除に使えないものもあります。
おすすめの防草シートはこちらです。
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上記の防草シートは利用することで
ムラサキカタバミを駆除していきましょう。
ムラサキカタバミを駆除する方法(3)原始的方法
3つ目の方法は原始的な方法です。
そうです人海戦術です。
人の力を使って、必死でムラサキカタバミを引っこ抜いていきましょう。
ここで注意点としてはムラサキカタバミの根っこから
除去していかないと、またどんどん増えていきます。
中途半端にムラサキカタバミを引っこ抜いても無駄だということです。
とにかく根っこから除去するようにしましょう。
もし駆除する場所が芝生でないなら
シャベルを使って、土ごと除去していった方がより確実に
ムラサキカタバミを駆除できるでしょう。
当然、除去した土は完全に捨てる必要があります。
近くに置いておくと、そこからまたムラサキカタバミが増えることになりますから
ご注意ください。