この記事では葉柄とはどの部分なのか?
画像を使ってわかりやすく解説します。
葉柄はどの部分?
上の画像をご覧ください。
葉っぱは葉身(水色の部分)と葉柄から成り立っています。
葉柄(白い文字、モッコクだと矢印先の赤い部分)は葉身と茎をつなぐ柄状の部分のことです。
⇒こちらの記事では葉柄のない植物について解説しています
葉身は葉っぱの中心となるところで、
私たちが「これがは葉っぱだね」と誰でも認識できる部分のことです。
ちなみに葉っぱの中央に縦に走っている線を中脈(ピンク色の箇所)といいます。
葉柄とは?
葉柄とは葉身と茎をつなぐところのことです。
葉柄は茎から葉身へ水や栄養分を輸送するための通路としての役割があります。
他にも葉柄は葉身を支える役割があります。
つまり
葉身の役割は
・茎から葉身に水や栄養分を輸送する通路
・葉身を支える
などがあります。
それから
分類の仕方として
・有柄葉(葉柄を持つ葉のこと)
・無柄葉(葉柄を持たない葉のこと)
に分かれます。
無柄葉の代表例はこちらの記事で解説しています。
⇒こちらの記事では無柄葉の植物について解説しています
他にも無柄葉の植物としてイチョウ属やグネツム属を省く裸子植物や
ユリ科ユリ属の植物、リンドウ科リンドウ属の植物などがあります。
茎と葉柄の違い
最後に茎と葉柄の違いについて説明します。
茎から葉っぱが出て、根元には芽があります。
芽が成長すると枝になります。
葉柄は葉っぱの一部分で葉身を支える役目があるんでしたね。
そして葉柄は茎と葉身をつないでいます。
葉柄は葉っぱの一部分ですから芽がありません。
なので、葉柄から芽が出て枝になることもありません。
また葉柄は葉っぱの一部なので、冬になり葉っぱが枯れて落ちたら
葉柄も落ちることになります。
つまり、茎は芽が出て枝ができますが
葉柄は葉っぱの一部なので芽が出ず枝ができません。
以上で解説を終わります。